山梨県社会保険労務士会

山梨県社会保険労務士会は、間もなく学校生活（主として高校）を終えて社会人となる生徒の皆さんに、ぜひ知っておいていただきたい知識や情報習得のお手伝いをするプロジェクトチームを結成し活動を行っています。

その内容は、二本柱として「模擬面接による指導」及び「出前授業」です。

＊模擬面接による指導とは

高校生の就職活動は９月中旬に開始となります。筆記試験や適性試験等もありますが、やはり面接によって人柄(態度・服装）や、コミュニケーション能力、積極性・協調性等を採用判断の要素として考える会社様が多いのが現状です。そこで８月から９月にかけて社会保険労務士が面接官役となり模擬面接を行い、良いところは大きく伸ばし、改善点は本人に直接指摘して本番に備えて戴く活動を行っています。

＊出前授業とは

就職する生徒は翌４月から、進学する生徒にしても数年後には必ず社会人となります。そこで全国社会保険労務士会連合会が編集した「知っておきたい働くときの基礎知識～社会に出る君たちへ～」という冊子をテキストに、下半期に授業の１コマ（２コマ）を使って社会人となる心構え・給与明細書の見方・社会保険制度の意義・正社員と非正規社員の違い等のテーマで講義を行っています。テーマはなるべく各高校の進路指導(学年主任）の先生の要望に沿ったものに応えた内容としています。

いずれも、学校にとって金銭的な負担はありません。テキストも必要分当方で用意いたします。
他県では対象が中学生から大学生までと活動の幅が広がっています。山梨県では高校生が中心になりますが、是非お気軽に事務局までお問い合わせください。